西部地域で参加した10代・女性


高校を辞めるタイミングで出会った中学の先生が、その後もずっと関わってくれていました。仕事を辞めて療養した時期があって、また働きたいと思い始めた時に教えてもらいました。
セミナーの最初の日は会場のビルの前まで来たけど、怖くて入れなかったので、多分それに気づいてくれた学生と社会人の方が心配して下まで迎えに来てくれました。会場に入ってからも震えが止まらなくて、あの時はしばらく手をずっと繋いでくれていたのを覚えています。
私は人とうまく話すのが苦手です。セミナーの途中に、輪から離れた時がありました。あの時一人の学生さんがずっとそばに居てくれたんですけど、もしかしたら自分と同じぐらいか、年下の人かもしれないので恥ずかしい気持ちもあったし、でもその学生さんが同じ景色を見ながら私に話しかけてくれていました。戻る時も同じ輪に入ってくれて、その日は何とか過ごせました。あの当時は私に友達と呼べる人がいなくて、もし友達がいたらこんな感じの日常を過ごせたのかなと思います。
別の日に、会場に向かう途中、駅でお腹が痛くなって会場に行けなくなった時がありました。会場のある駅から家の最寄りの駅まで全部の駅を探してくれたとお聞きして、私はすごく迷惑を掛けていたので申し訳ない気持ちもあったし、ずっと自分の存在を否定され続けられ生きてきたので、皆さんが自分のことを大切に思ってくれている事に気づく事が出来て嬉しくて幸せな気持ちになりました。
前に経験したお仕事は、自分を追い込んでしまって途中で挫折してしまいました。でも大好きなお仕事を諦めきれませんでした。他にできる仕事が何か全然わからないし、精神的に辛くて、求人誌を見ると涙が止まらない、どうやったら私は働けるのかなって。
サポーターがまず一緒に行ってみようよと言ってくれて、ドライブしながらいつの間にか希望の場所に到着してました。自分を信じてくれる人がいるから、自分も自分を信じようと思いました。挑戦してダメなら諦められるけど、何もしないで諦めたくないと思ったんです。
自分の中にある負の感情はこれからも生活の中で出てくるだろうから、それはそれでいいかなと思います。とにかく諦めずにやってみようというのと、本当に考え抜いてわからなければ誰かに聞いてみようとなれたかなって思います。